寺院– category –

奈良時代聖武天皇の詔によって建立された「甲斐国分寺」。ところが、平安時代中期から律令国家の衰退と合わせるように寺の荒廃が進んでしまう。豪華絢爛なお堂などは戦乱に巻き込まれ悉く焼失し、広大な土地も次第に失い、廃寺寸前まで追い込まれる。この...

2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も終わり、ぽっかりと心に空いた穴を埋めるために、これまで巡ったゆかりの地から江間の記事を書くことにした。執権北条氏の眠る墓所を訪ね、合掌。 参拝日：2022年7月18日 【お寺の紹介】 鎌倉幕府二代執権である「北条...

最福寺の住職であった日善上人と徳川家康との出会いは、鷹狩りのため家康公が東金を訪れたことがきっかけだった。鷹狩り期間中、最福寺御殿にて対談したとの記録が残っている。半年後、豊臣征伐の決断ができずにいた家康公は、駿府城へ日善上人を招き密談...

【お寺の紹介】 平安時代初期に円仁の開山によって創建されたという歴史ある古寺「宝幢院 光明寺」。鎌倉時代の末期には、足利尊氏が再興し、浄土宗へと改宗したとのこと。 入り口には歴史を感じる門。江戸時代にすべての建物が建て替えられたとのことなの...

【神社の紹介】 広島城址公園にある広島県の護国神社。護国神社では、神話上の神様ではなく戦争などで命を落とした兵士や、原爆犠牲者となった動員学徒などの神霊を祀っている。 入り口では、白い石鳥居が出迎える。こちらは新しく改修された鳥居であり、...

【お寺の紹介　】 広島県にある尾道の観光名所の一つ。大同元年（806年）に創立された真言宗系の寺院・千光寺。長い階段が有名で、尾道港を一望する大宝山の中腹に建てられている。千光寺へは、ロープウェイで行くことができ、山頂にある展望台からの眺め...

【お寺の紹介】 弥山に向かう途中にある、宮島最古の寺院「大聖院」。空海（弘法大師）が開いたとされる、とても格式の高い寺院である。寺院へ近づくにつれて、雰囲気のある小道へと風景が変わる。 出迎える山門「仁王門」では、その名の通り仁王像が睨み...

【お寺の紹介】 ６１６年聖徳太子によって開かれたと言われる古寺。一時は堂塔を守る人もいない状況だったが、鎌倉中期に中興されたと言われている。境内には国宝の本堂・多宝塔、重要文化財の阿弥陀堂がある。山門を入ると境内が広がり、たくさんの鳩が出...

【お寺の紹介】 尾道特有の坂道と細い路地を歩き、持光寺に到着。「尾道七佛めぐり」で一番最初に巡るお寺。 なお、このお寺は「にぎり仏」が有名だが、この日は人気（ひとけ）がなく閑散としていた。「にぎり仏」とは、棒に刺さった粘土に願い事を込めて...

【お寺の紹介】 赤い大きな提灯と松が印象的な門がまえ。 四季を通して花が咲いており、鎌倉の海が一望できる立地。「鎌倉の西方極楽浄土」と賞賛されるほどであり、中でも梅雨の季節には40種類2500株もの紫陽花は見応えがある。 また、境内には多くの地蔵...

寺は、沢山のお堂を持つ天大衆の御山。およそ1000段もの階段を上り、各お堂へ参ることができる。仁王門の左右に安置されている仁王尊像は「邪心のある者は上へ行ってはならない」と睨みをきかせている。この仁王門の周囲には春に色づくノムラモミジがあり...